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梨果の父サイドストーリー
第4章 愛娘を待ち伏せ
「はぁ?三日前に見せたばっかりじゃん…あんな間近で奥まで覗かれて私だって恥ずかしいんだからね……」
道端の為お互いに小声になる。
「あの後例の小説を読んだら……」
「え?小説?」
「一条院巴の……」
「は?!お父さんあれ読んだの?!ヤバー!」
「あの内容は事実なのk……」
「フィクションです!!」
私の質問に被せ気味で否定してきた。そして再び小声になり
「あぶな絵の少女の花凜に興奮しちゃったの?」
「あ……ああ。」
「もー……」
「梨果……」
「だめ。」
「そ、そっか……」
「もう遅いから家には行けない。」
「だよね……」
既に18時を回っていた。
「あのさお父さん。本来はお父さんが私を襲う予防策として私を見ながら出していいよって話だったのに最近なんか私がただのオカズ要員になっている気がするのは気のせい?」
「そ、そうかな。」
「そうだよ。しかも本読んで勝手に興奮してそれを処理するためにわざわざ外で娘を待ち伏せしてどうすんのよ。」
バレていた。
「済まない……」
「またでたそれ。とにかく今日は時間がないからこっち来て。」
踵を返す娘の後ろに付いて歩く。
道端の為お互いに小声になる。
「あの後例の小説を読んだら……」
「え?小説?」
「一条院巴の……」
「は?!お父さんあれ読んだの?!ヤバー!」
「あの内容は事実なのk……」
「フィクションです!!」
私の質問に被せ気味で否定してきた。そして再び小声になり
「あぶな絵の少女の花凜に興奮しちゃったの?」
「あ……ああ。」
「もー……」
「梨果……」
「だめ。」
「そ、そっか……」
「もう遅いから家には行けない。」
「だよね……」
既に18時を回っていた。
「あのさお父さん。本来はお父さんが私を襲う予防策として私を見ながら出していいよって話だったのに最近なんか私がただのオカズ要員になっている気がするのは気のせい?」
「そ、そうかな。」
「そうだよ。しかも本読んで勝手に興奮してそれを処理するためにわざわざ外で娘を待ち伏せしてどうすんのよ。」
バレていた。
「済まない……」
「またでたそれ。とにかく今日は時間がないからこっち来て。」
踵を返す娘の後ろに付いて歩く。