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第9章 ２人の娘で射精勝負

テーブル席で真田さんと梨果のグラビアを眺めた。撮影時の状況などを聞きながらその美しい肢体に思わずペニスを膨張させてしまっていた。

(マズい…こ、こんな所でも……)

今回仕入れてもらった三冊は初見だった。自分で購入したのは今月の最新刊だけで過去の既刊誌は知らずに買い損ねてしまったのだ。
初めて見るあられもない梨果のグラビアに興奮してしまう。


「……先生、勃起されてますね？」

「えっ？！あっ、いや……」

端から見ても明らかにズボンの前を膨らませてしまっていた。

「カメラマン冥利に尽きます。読者を興奮させてナンボの仕事ですから。……ってもちろん被写体である梨果ちゃんの魅力あっての事ですが。」

「実の娘で……お恥ずかしい。」

「……」

「……」

「変なこと聞いて恐縮ですが先生、娘さんをオカズにオナニーすることって…あります？」

「えっ？！」

「あっ……」

真田さんは私が梨果にレイプ未遂を犯した現場に居合わせた人物の１人だ。

「……」

「……」

「……すみません。といいますのは実は私にも娘がおりまして。」

気まずい沈黙を破るように真田さんが自身の話を吐露し始めた。

「ええ、もちろん知ってます。梨果とCMで共演している人気タレントの……」

「はい、美幸です。」

梨果の雑誌グラビア初登場時も共演しており真田さんがそのページを開く。

「綺麗なお嬢さんですね。」

「いえいえ梨果ちゃんには負けっぱなしです。」

「えっ？…しかし。」

梨果とはまたタイプの違った美少女で水着姿を見比べたところ“女性としてのスタイルの良さ“は悔しいが梨果に勝っているように見えた。