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梨果の父サイドストーリー
第1章 愛娘の裸身
皆で娘の裸体を凝視していた。
私も父親だというのに美しい裸体に釘付けになってしまっていた。
誰も言葉を発さない空気に堪えかねたように娘が訊ねてきた。
「えっと…どうすれば?」
場の雰囲気をコントロールするにはモデルが主導権を持ち、講師が決定権を持つというのが最善である。
しかし素人の梨果にはもちろん無理なので私が主導することにする。
「みなさんどうでしょう。なにぶん素人なので“こちら”が提案する形でよろしいでしょうか。」
しかしそこで川瀬さんから声があがった。“こちら”というベクトルを勘違いしたようだ。
「そうですね、じゃあ台に腰掛けて両足を膝を立てて乗せて…」
勘違いした川瀬さんが主導し始めた。
それより何を言ってるんだ…それは駄目だ。
「え…ぁ、あれ?自転車屋さん?……えと…それは…ちょっと…」
娘は小さな頃から懐いていた人物の存在に気付き複雑な表情をしていた。
「うん。それでいいんじゃないですかね?」
田村さんの一言が娘の言葉を阻んだ。自宅の向かいに住む田村さんも娘が物心着いた頃から懐いていた人だ。
私はその提案を却下しようと一歩踏み出したところで田村さんに鋭い目で戒められた。
(どういうことだ…?)
私も父親だというのに美しい裸体に釘付けになってしまっていた。
誰も言葉を発さない空気に堪えかねたように娘が訊ねてきた。
「えっと…どうすれば?」
場の雰囲気をコントロールするにはモデルが主導権を持ち、講師が決定権を持つというのが最善である。
しかし素人の梨果にはもちろん無理なので私が主導することにする。
「みなさんどうでしょう。なにぶん素人なので“こちら”が提案する形でよろしいでしょうか。」
しかしそこで川瀬さんから声があがった。“こちら”というベクトルを勘違いしたようだ。
「そうですね、じゃあ台に腰掛けて両足を膝を立てて乗せて…」
勘違いした川瀬さんが主導し始めた。
それより何を言ってるんだ…それは駄目だ。
「え…ぁ、あれ?自転車屋さん?……えと…それは…ちょっと…」
娘は小さな頃から懐いていた人物の存在に気付き複雑な表情をしていた。
「うん。それでいいんじゃないですかね?」
田村さんの一言が娘の言葉を阻んだ。自宅の向かいに住む田村さんも娘が物心着いた頃から懐いていた人だ。
私はその提案を却下しようと一歩踏み出したところで田村さんに鋭い目で戒められた。
(どういうことだ…?)