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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第30章 体験個室

(^_-)-☆ 体験個室 ♪♪

さて、インランランドの私たちは……、
シアタールームでの立体映像を見終わると、エスカレーターで5階へと上がりました。

正面に受付があり、そこから3本の廊下が奥に長く延びて、各通路の左右には個室の入口扉がずらりと並んでいるのです。

ホワイトランジェリーの受付嬢が、初めての来場客を集めて、このフロアでの目的と段取りを詳しく説明してくれます。

「皆さま、ようこそいらっしゃいました。こちらは体験個室のフロアでございます。すべてのお客様に、快適で満足なセックスを堪能していただくコーナーでございます。男性のお客さまも女性のお客さまも、それぞれお気に入りの相方を選んでいただき、究極の快楽を体験できる個室を用意しております」

男性グループの中の、ひげ面のおっさんがヤジを飛ばします。

「セックスとか言ったって、どうせ人形が相手なんだろう? 木偶(でく)の人形を相手に究極の快楽なんて、どうやって体験できるんだよ? ソープランドよりも満足できるって言うのかい? ダッチワイフなら持ってるぜ」


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