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女堕ち
第1章
対面座位だった。
遼一はベッドのスプリングを利用し、美羽を小刻みに揺さぶった。
美羽は少女のような装いから“女”へと変貌しつつある。
美羽の片方の乳房強く吸い、もう片方を強く揉みしだいた。
口の中では、転がる乳首の硬さと味わう。
それは奥歯でも噛みしめられるような硬さだった。
実際、遼一は噛みしめはしなかったが、時折顔を横にし、奥歯で甘噛みした。
「やっ……パパ、いたっ……」
そのたびに美羽が声を上げる。
手は、休むことなく、きちんとドーム型に膨らんだ胸をもみ続ける。
揉む遼一の手の平を、柔らかく、それでいて確実に押し返す反発力が心地良かった。
時折、硬く尖った乳首を指先で転がす。
または、舌を大きく当て舐め上げる。
どちらの刺激にも乳首は皮膚に埋没することもなく、そそり立つ。
「ああ、パパ、気持ちいい……」
「気持ちいいか……?」
「うん、とっても……」
空いた片方の腕で、彼女の背中を引き寄せる。
ぎゅっと力を入れる。
美羽の身体は、どこもかしこも遼一の動きを反発した。
遼一は美羽の背中をまさぐり、その感触を確かめる。
今度は今まで一番強く抱きしめた。
「ああっ……」
そうだ、女は抱きしめると、必ず、喘ぐ。
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