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女堕ち
第1章
遼一は美羽を強く抱きしめながら、ベッドのスプリングを利用し、今度は大きく上下に揺さぶった。
「ああっ! パパ……いいっ! パパ! 美羽を愛してる?」
「ああ、美羽、愛してる、愛してるよ……」
遼一は美羽の耳元でつぶやく。
「美羽も、美羽も、愛してる……来て、パパ、今日は中に来て!」
「ああ、じゃいくよ……美羽」
「このまま、ぎゅってしたままで、ね……ぎゅうとしたままでいって」
「ああ、美羽」
「あんっ、パパ、キス……」
美羽はキスをねだった。
遼一はキスをして、舌を挿し込んだ。
「んぐっ……ああ、いっちゃう……このままいきたい……」
「いっていいよ、美羽」
「このまま、ぎゅってして、キスしていきたい」
「ああ……」
遼一は美羽を太ももに載せ、力いっぱい抱きしめ、そして舌を絡ませた。
そして一定のスピードで突き上げた。
「んんうんぐ……あっ! ううんんっ……あんっ!」
美羽は喘ぎながら呼吸した。
もう少しで美羽はいく。
しかし、遼一は速度を速めたりはしなかった。
美羽はいつもこの速度でいく。
同じ刺激を与え続けることで、自らいく準備が出来るのだ。
「あっ……パパ……あっ、あっ……いくっ……パパ……一緒に……」
「ああ、美羽」
「あっ!パパっ! あっ! あっ! あっ! ああぁぁ!」
美羽に少し遅れて遼一は放った。
美羽の身体はわずかに痙攣しながら、遼一に倒れ掛かってきた。
そして、美羽はいつもの通り、そのまま眠りについた。

簡単なことだ。
なぜ他の男はできないのだろう。
女は愛されていると感じていれば、離れていかない。
遼一は美羽の寝顔を撫でながら思った。
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