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女堕ち
第1章
二人で娘たちが眠るのを見届けた後だった。
遼一はいつものように、美羽と二人で風呂に入り、美羽の髪の毛と身体を洗った。
26歳の美羽はまだ“女”だ。
努力しないでも“女”でいられる。
遼一は美羽の身体を洗いながら、いつもそう思った。
肌の艶と弾力には目を見張るものがある。
そうでない女も、数多く知っているから、余計にそう思うのだろう。
特に胸の張りだ。
それほど大きな膨らみではないが、トップとアンダーの差がはっきりと見て取れる。
胸の下部は、どこにも触れることもなく丸い曲線を保ち、つんと尖った乳首まで続いている。
痩せているわけではない。
筋肉はないが、出るところも出、くびれているところはくびれている。
ウエストはなだらかな凹面を描き、ヒップの凸面を際立たせる。
尻の肉の膨らみは歩いて動くたび、小刻みに上下した。
女の部分もそうだ。
恥丘はふっくらと盛り上がり、肉の割れた両側部分もこんもりと盛り上がっている。
それは開き切るようなことはなかった。
風呂から出ると、バスローブを着たまま寝室に入った。
ドレッサーの前で美羽の髪にドライアーを掛けた。
美羽は化粧水で肌を潤す。
美羽はそうしながら今日の出来事を遼一に話す。
遼一はうなずき、時折、質問する。
それが日課だった。
そのあと、ベッドで遼一は美羽を抱いた。
それは、3日ぶりだった。
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