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双り
第8章 すずちゃん
玄関で2人で抱き合って声を上げて泣いて…。

…お互いに触れられる事が嬉しくて、

すずちゃんの頬に、短いキスをした。

「おかえり、すずちゃん」

「りんちゃん、遅くなってごめんね、ただいま」

すずちゃんも、私の頬にキスをしてくれた。

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