この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ペロペロ
第1章 隣の家はお化け屋敷?
湯気は私よりも背の高い人間の形になり、次第に姿が見えるようになってきた。


それは目が細くて銀髪?白髪?のような裸の若い男に代わっていく


華奢に見えるけど、後ろからがっしりとホールドされてそこでやっと身体が動いた。


「キャー!!」と、叫ぼうとすると彼が指をふってきて声が出なくなる。


パニックになってしまい、涙が出てきた。


「…落ち着けよ、ゆっくり呼吸しろ。大丈夫だから。」ぐるっと向きを変えられて、抱き締められる形になった。


大きな胸板に顔を押し付けるような形になる。



その声は、先ほどのイタズラっぽい声とは程遠い優しい声で、大変な状況だけど、過呼吸のような状態からゆっくりとした呼吸に変えていった。



幽霊なのに、心臓の鼓動が聞こえてくる。
変な感じ。



しばらくしてから
「…大丈夫ではないでしょ!あんた、さっきの変態?キモ!!家まで…しかも浴室にくる!?」

我に返って、上を見上げた。



糸目の彼は優しく笑う。


「生きてるやつとこんな会話したの、久しぶりだ~!!」


「ちょっと!!私の言ってること通じてないの!?出ていってよ!」


「ハハ、まぁ落ち着けって。ノリでついていったら家から出られたんだ。あの敷地から出たの100年ぶりだぜ?」


「~っだから、そんなの知らないわよ!シャワー浴びるんだから早く出てって!!」


「ハイハイ~。」



スルッと、浴室の扉を抜けていく。



/27ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ