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ペロペロ
第1章 隣の家はお化け屋敷?
湯気は私よりも背の高い人間の形になり、次第に姿が見えるようになってきた。
それは目が細くて銀髪?白髪?のような裸の若い男に代わっていく
華奢に見えるけど、後ろからがっしりとホールドされてそこでやっと身体が動いた。
「キャー!!」と、叫ぼうとすると彼が指をふってきて声が出なくなる。
パニックになってしまい、涙が出てきた。
「…落ち着けよ、ゆっくり呼吸しろ。大丈夫だから。」ぐるっと向きを変えられて、抱き締められる形になった。
大きな胸板に顔を押し付けるような形になる。
その声は、先ほどのイタズラっぽい声とは程遠い優しい声で、大変な状況だけど、過呼吸のような状態からゆっくりとした呼吸に変えていった。
幽霊なのに、心臓の鼓動が聞こえてくる。
変な感じ。
しばらくしてから
「…大丈夫ではないでしょ!あんた、さっきの変態?キモ!!家まで…しかも浴室にくる!?」
我に返って、上を見上げた。
糸目の彼は優しく笑う。
「生きてるやつとこんな会話したの、久しぶりだ~!!」
「ちょっと!!私の言ってること通じてないの!?出ていってよ!」
「ハハ、まぁ落ち着けって。ノリでついていったら家から出られたんだ。あの敷地から出たの100年ぶりだぜ?」
「~っだから、そんなの知らないわよ!シャワー浴びるんだから早く出てって!!」
「ハイハイ~。」
スルッと、浴室の扉を抜けていく。
それは目が細くて銀髪?白髪?のような裸の若い男に代わっていく
華奢に見えるけど、後ろからがっしりとホールドされてそこでやっと身体が動いた。
「キャー!!」と、叫ぼうとすると彼が指をふってきて声が出なくなる。
パニックになってしまい、涙が出てきた。
「…落ち着けよ、ゆっくり呼吸しろ。大丈夫だから。」ぐるっと向きを変えられて、抱き締められる形になった。
大きな胸板に顔を押し付けるような形になる。
その声は、先ほどのイタズラっぽい声とは程遠い優しい声で、大変な状況だけど、過呼吸のような状態からゆっくりとした呼吸に変えていった。
幽霊なのに、心臓の鼓動が聞こえてくる。
変な感じ。
しばらくしてから
「…大丈夫ではないでしょ!あんた、さっきの変態?キモ!!家まで…しかも浴室にくる!?」
我に返って、上を見上げた。
糸目の彼は優しく笑う。
「生きてるやつとこんな会話したの、久しぶりだ~!!」
「ちょっと!!私の言ってること通じてないの!?出ていってよ!」
「ハハ、まぁ落ち着けって。ノリでついていったら家から出られたんだ。あの敷地から出たの100年ぶりだぜ?」
「~っだから、そんなの知らないわよ!シャワー浴びるんだから早く出てって!!」
「ハイハイ~。」
スルッと、浴室の扉を抜けていく。