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第1章 隣の家はお化け屋敷？

老人こと、廣瀬さんはニコニコとしていて


「貴方がよければ、少しお話を聞かせてくれないかな？若い人とお話しする機会もなくてね。」


と、そばにあるテーブルからイスを引いて私が座るように促した。


日曜日の午後２時。


晩御飯まで時間もあるし、あとは簡単な片付けと明日の学校の準備だけ。



「私でよければ。」


と、笑い椅子に座った。



廣瀬さんはお話しがとても上手で、美味しい紅茶をいれてくれたあと2人で色々と話した。



昔からこの洋館に住んでいること



結婚していたが、妻は10年前に他界したこと(ここで廣瀬さんが男性であることを知った。笑)


足が悪く、階段しかないこの屋敷で週に３回ヘルパーさんがきて掃除や洗濯、日々のことを手助けしてもらっていることなど。



なかなか外へ一人で行くのも億劫で、家にいると寂しいことなど。