パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 親友の名はアリサ

「ユアン、お前に執事が務まるのか？」


「何馬鹿なことを言っているノア」


2人は同い年で執事の養成学園では1位2位を争っていた。ノアが務まるのか？という質問は、ユアンは海外に行ったり来たりで学園に顔を出す事が少なかったからだ。ただ執事の実務ではユアンの方が期間が長い。


「アリサ様は優秀だろ？でもミナ様は…」


「知ってる。お前が専属になる前からな」


「これからの指導で、俺はノアより更に上に行く」


「フッ…。アリサ様が中等部のころから俺が教育している！俺の方が上にいる」


どうやら彼らの会話はどちらが優れているかではなく、どちらがドSなのか、どちらが厳しいお仕置をするのかを競っている様子です。普段お嬢様方には冷静で丁寧な言葉遣いを使う彼ら。どちらが本当の姿なのだろか