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混沌の館
第6章 30代バツイチの美女

その日は、ファミレスで2時間ほど談笑し、また会う約束をして別れた。
その際にメールアドレスも交換し、その日からメールのやり取りがはじまった。
だが、その時はまだ、単なる友達としての付き合いでも良いと思っていた。
私がまだ独身だった頃、携帯電話等は普及してなく、現代の様に好きな時に連絡を取れるという時代ではなかった。
携帯電話が普及してからは、メールは家族や仕事上の相手との事務的な連絡ツールとう役割を果たしているだけだった。
その為、久美とのメールのやり取りは、私にとって新鮮そのものだった。
朝、『おはよう』から始まり、仕事の合間を縫って『今何々している』とたわいのないことを送ったり。
帰宅すれば『ただいま』、寝る前には『おやすみなさい』と送る。
大した中身のないやり取りであっても、私にとっては楽しくて仕方がなかった。そして、いつしか私は久美に対して恋心を抱く様になっていた。
ファミレスで初めて会ってから程なくして、久美から2回目の誘いがあった。
今度は、直接久美のアパートまで私が迎えに行く事にしたのだが、その場所を知って私は驚いた。何と、私の寮から車で2分程の至近距離に位置していたのだ。
数百万人の会員の中から、こんなに近くに住む人と出会えるなんて、私には運命めいた事の様に感じられた。
その際にメールアドレスも交換し、その日からメールのやり取りがはじまった。
だが、その時はまだ、単なる友達としての付き合いでも良いと思っていた。
私がまだ独身だった頃、携帯電話等は普及してなく、現代の様に好きな時に連絡を取れるという時代ではなかった。
携帯電話が普及してからは、メールは家族や仕事上の相手との事務的な連絡ツールとう役割を果たしているだけだった。
その為、久美とのメールのやり取りは、私にとって新鮮そのものだった。
朝、『おはよう』から始まり、仕事の合間を縫って『今何々している』とたわいのないことを送ったり。
帰宅すれば『ただいま』、寝る前には『おやすみなさい』と送る。
大した中身のないやり取りであっても、私にとっては楽しくて仕方がなかった。そして、いつしか私は久美に対して恋心を抱く様になっていた。
ファミレスで初めて会ってから程なくして、久美から2回目の誘いがあった。
今度は、直接久美のアパートまで私が迎えに行く事にしたのだが、その場所を知って私は驚いた。何と、私の寮から車で2分程の至近距離に位置していたのだ。
数百万人の会員の中から、こんなに近くに住む人と出会えるなんて、私には運命めいた事の様に感じられた。

