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想い人
第7章 【続】第二章・絶対私の想い人
「はっ……やっぱ…こんな可愛い顔した美空、皆に見せたくない。部屋行こ」

意地悪な笑みは消して、いつもの優しい笑みを浮かべる透也。

「うん……」

頷いた私の唇にチュッと触れるだけのキスをして、透也は私を軽々と抱き上げた。


「お姫様、部屋に着いたら覚悟しておいて下さいね」

楽しそうに、イタズラっ子のような笑みを浮かべて、透也が私を見つめる。

「何の…覚悟…?」

ドキドキと高鳴り過ぎる心臓が邪魔をして、言葉が上手く紡げない。


フッとまた、透也の瞳と口元に意地悪さが滲む。


「……昼間、途中でお預けにされたから……今夜は、最後までちゃんと付き合えよ?」


─────ああ…心臓が破裂しそう……。


真っ赤な顔でコクコク頷く私。

それを見つめる透也はいつもの優しい顔に戻っていて、それはそれでまたドキドキときめいてしまう。


振り回されっ放しの私の心臓。

落ち着けたくて、私は透也に抱き着き、その胸に顔を埋めた。


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