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想い人
第7章 【続】第二章・絶対私の想い人
パタン…
私と透也が泊まる2人部屋のドアが閉められる。

トサッ…
ゆっくりと、優しく、私の身体がベットに寝かされた。


どれだけ身体を重ねても、この瞬間はどうしようもなくドキドキする。

恥ずかしくて視線を泳がす私。
頬を優しく包まれて、私の視界が透也でいっぱいになった。


「美空……」
チュッ…
優しい声と共に唇を重ねられる。

すぐに離れた唇。
大好きな笑顔が私を見つめる。

「…美空…」
チュッ…
そしてまた重ねられる唇。


見つめ合って、優しく名前を呼ばれて、唇を重ねる。


何度も繰り返されるその行為に、身体は熱く火照り、身体の真ん中が疼いて、透也を求めていた。


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