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想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人
気づけば、1周年記念はあさってに迫っていた。

たった2日会えなかっただけで、もう死にそうだったよ。


「透也ぁっ‼︎ 」

ホンの1〜2歩の距離だけど、全速力で走って、透也の胸へと飛び込む。


「美空、もう大丈夫?」

優しい声のする上を見上げて、

「うん、すっかり元気!」

”満面”という言葉に、”極上”という愛を込めて笑って見せる。


「…っ…良かった」

一瞬瞠目して赤面した透也だけど、すぐに目を細めていつもの優しい笑みを浮かべる。


───あーもー、大好きだっ。


やっぱり一日一回はこの笑顔を見なきゃ元気が出ない!

欲を言えば、一日中この笑顔を見ていたい‼︎


「とぉやぁ〜」

透也に抱き着き、甘えた声を出して、その胸に頬ずりする。

うーん、透也の匂い。

大きく息を吸い込んで、大好きなその匂いを高鳴る胸にいっぱい送り込む。


でも、

「美空! ここ、会社だから」

ベリッ…と透也に引き剥がされた。


うーん、残念……。


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