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望と三人の関係
第18章 望と春海
望「知らないよ…とりあえず今欲しい物ある?」

春海「うーん…春先に着るワンピース?」

望「良かった!あるじゃん…丁度いっぱい出てる頃だろう?好きなの選んで…」

春海「…でもなんか悪いわよ…」

望「断るの無し…俺もう金も預かってレストランももう予約済み…悪いけど付き合って?文句は連絡先教えるからさ本人に言ってよ?」

予約時間にはまだたっぷり余裕がある…選ぶのに女の子は時間がかかるのは承知していたので余裕を持って待ち合わせした…半分デートみたいになって居るが揃って気が付いて居ない…

とりあえず行こうと望が席を立ってカップをゴミ箱に捨てトレーを置いて外に出た…まだ寒いのでコートを羽織っているが春海のワンピース選びは望が見て似合う、似合わないと春海に聞かれて答えながら選んで数軒店を周り…

望「うーん…やっぱりさっきの奴が1番良かったと思うけど…」

さらに数軒回ってようやく決めて望が進めた物を購入した…

お礼を言うので俺じゃないから夜本人に伝えてと予約したレストランで夕食も食べた…本当に好きらしく凄く嬉しそうに出て来たコース料理を食べていた…

春海「んー美味しい…私…ここ昔来た事あってその時も凄く美味しかったからまた来たいと思っていたの…だから凄く嬉しい…」

そう言って嬉しそうに笑う顔に望が見惚れてしまい慌てて前にある料理に手をつけた…

望「自分でも来れるだろ?食べたかったら…」

春海「1人じゃ行けない…友達と来るには高すぎるし…」

望「なるほど…まぁ割り勘で良いなら食べたくなったら俺が付き合ってやるよ…」

望も美味しいと思っていたので相手に困るならと言う程度でそう言っていた…春海は少し赤くなっていたが望が他に目を向けていて気が付かなかった…

春海を自宅に送り届け帰宅してすぐに終わった報告と残りのお金をどうするのか確認したら貰って良いと言われてラッキーだった…

その頃…

春海「そろそろ電話して大丈夫かしら?」

父「ん?ああお礼の電話するのか?ちょっと待ってろ…」

そう言って自分の携帯からタップして久しぶりの挨拶と娘へのプレゼントのお礼を言って本人に代わると携帯を渡された…

春海「お久しぶりです…今日は本当にありがとうございました…」

望父「クス…望が良くして貰ったんだ…春海ちゃんにもと思ってな?相手が望で申し訳なかったが…」
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