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第18章 望と春海

春海「いえ…凄く楽しかったので…あの春物のワンピースを頂きました…また着たら写メお送りしますね？」

望父「それは楽しみだ…春海ちゃん凄く綺麗になってるだろう？お母さんに良く似てたからな…」

そんな会話しばらく続け父親に代わると携帯を渡した…

春海はもうここに用事はなくなったので自室に戻って望に電話した…

1時間ほど話しをして望が暇なら遊びに行こうかと誘って春海は嫌とは言わずまた約束した…

2人は休み中頻繁に会って実質的なデートをしていた…春海の父親にも良く呼ばれて2人で帰って酒の相手をすることも増えて来たが…

望の入社式と研修が始まってその時間はなくなったが代わりに春海が夜電話して来るようになって望はそれが疲れを癒す時間になっていた…

望は大学時代は3人の女達を相手にはしていたが自らの勉学を疎かにすることは無くてむしろ必死になって勉強していた…

就職した先はアメリカに本社を持つ世界最大のネットワーク企業…日本支社勤務になって色々初めて経験する事もあり思った物と違う事も多くあるが充実した職場環境だった…当然入社したあと周りの女の子からのアプローチは多数あったが今までと違うのは外国人からのオープンなアプローチもある…

早い話し私とSEXしないと言う内容だった…食事も良く誘われたが基本先輩か所属している部署の上司からの誘いは受けても他はほぼスルーしていた…

高校、大学と多少環境とアプローチする方法が違っていたが慣れていた事からその対処に困る事はない…1番面倒になるのは下手に誘いに乗るとわらわらと多数からの誘いが来て断って行くと次は陰口など陰湿になる…

しかし最初から全て断っていると誰が誘えるのかと言う競争が始まってそれをかわすのは一言で済む…好きな子いるからと言えばそれで行けてしまうが外国の人はそんな物お構い無しだったが数日もすると落ち着いて何かのチャンスがある時にしか誘っては来なくなる…

皆一流企業に勤めているだけあって賢く仕事場だと言う事もありそこを外れて物事はして来ない…

研修で１週間アメリカに行って帰って来て望は春海に電話してお土産買って来たからと会う約束をした…

そんな感じで週末は2人がそれぞれお互いに誘っては何処かに出掛ける日々が半年ほど過ぎた…