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リヴァイ兵長は選べない人
第10章 最後の交わり
その瞬間、ビュルリと鈴口から大量の白濁した物が腹部と上着に散った。
リヴァイの両足は小さくガクガクと震えている。
たったこれだけの行為でイってしまった事にエルドは驚いた。
それと同時に自慰行為の手伝いという名目は頭から吹き飛んでしまった。

「一人でもしてなかったんですか?これだけでイクなんていやらしい身体だ」

もう肩で息をしているリヴァイに覆いかぶさってエルドは言った。
そして汚れた上着をまくしあげて脱がせた。
腹部に残っていた液体を手で拭うとリヴァイの後孔に擦り付ける。

「だめだ、やめるんだエルド…」

名前を呼ばれると余計に抑えが効かなくなる。
力なく、リヴァイは抵抗の言葉を発した。
でも最初の様にもう行動では抵抗出来なくなっていた。
エルドはリヴァイを両手で抱きしめると言った。

「これがきっとアンタとの最後の交わりだ…」

片手だけ後孔に這わせ指で弧を描くように刺激を与える。
優しく、時には少し力を入れて筋を這うようにして指を動かす。
そして指先をゆっくりと軽く侵入させていく。

「あ…あっ、エルド…」

名前を呼ばれる度に身体中がリヴァイをどんどん求めていく。
もう一本指を入れて腸壁を掻き回す。
リヴァイのそこは指を奥に招くかのように吸い付き、引き込もうとする。
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