パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 最後の交わり

「んーっんっふぅ…うぅ」

本当は抱くつもりはなかった。
ただ、リヴァイを眠らせるために射精だけをさせるつもりで来た。
でもいざ愛する人の艶めいた姿を見たら自分を抑えれなくなった。
エルドは目を閉じて、リヴァイを全身で感じていた。
熱い腸壁はエルド自身に吸い付いて離さない。
リヴァイの両肩を掴んで徐々に律動を速めていく。
エルドの背中に両手を回してリヴァイはしがみついていた。
耳元に熱い吐息が互いに掛かる。

「ほら、ちゃんと自分で握って扱いて」
「ああ…あっうぅ…無理…だ…」

リヴァイの瞳から涙が零れ落ちる。
それを唇でそっと拭いそのまま再び口付ける。
エルドは一気に律動を速めた。熱い塊を何度も打ち付ける。

「んっんーーっ」

愛しい人のいく姿が見たくてエルドは唇を離した。

「んはっ…や、やぁ…いく…ああぁ」

更に律動を早めると、背中に回された手に一層力がこもった。
汗がぶわっと互いに吹き出す。
リヴァイの背中が大きく弓なりにしなった。