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リヴァイ兵長は選べない人
第12章 そして彼が選ぶ時
素直な気持ちをお互い言えて、そして聞く事が出来た。
二人はそのまま暫く何も話さずしっかりと抱き合っていた。
互いの温もりと鼓動が伝わってくる。
リヴァイがあれから感じていた二人の間に出来ていた見えない壁のような物が、
徐々に消えていくのを感じる…
一方エルヴィンもずっと伝えたかった事を伝える事ができ、
こうして腕の中に愛しいリヴァイがいる事に安堵する。
そしてリヴァイは確かに言った。自分に恋をしていると…
「リヴァイ、お願いだ、もう私以外の男には身体を許さないでくれ…」
抱きしめていた手を緩めてリヴァイの頬に手をやる。
そのまま優しく髪の毛に指をくぐらせ撫でる。
リヴァイも同じ様にエルヴィンの頬に手を当てた。
「分かった。もうお前以外のヤツと寝たりしない」
「俺の物に…なってくれるのか…?」
「こんな俺でもお前の物にしてくれるのか…?」
不安気な瞳でエルヴィンを見つめながらリヴァイは答えた。
…二人共気が付いていないのだ。
お互いが思っているより、二人の想い合う気持ちはとても強い物なのだと…
エルヴィンはたまらず、思いきりリヴァイを抱きしめた。
「やっと…やっとお前を手に入れた…」
やっとリヴァイと心が通じ合えた事に、エルヴィンの心は歓喜に満ち溢れていた。
強く、強く、彼を抱きしめる。
リヴァイはエルヴィンに身を任せるまま抱きしめられ、
自らもエルヴィンの首に両手を回して抱きしめ返す。
するとエルヴィンはそのままリヴァイを抱え上げてベッドへ向かった。
「エルヴィン?」
「もう、我慢の限界だ…」
二人はそのまま暫く何も話さずしっかりと抱き合っていた。
互いの温もりと鼓動が伝わってくる。
リヴァイがあれから感じていた二人の間に出来ていた見えない壁のような物が、
徐々に消えていくのを感じる…
一方エルヴィンもずっと伝えたかった事を伝える事ができ、
こうして腕の中に愛しいリヴァイがいる事に安堵する。
そしてリヴァイは確かに言った。自分に恋をしていると…
「リヴァイ、お願いだ、もう私以外の男には身体を許さないでくれ…」
抱きしめていた手を緩めてリヴァイの頬に手をやる。
そのまま優しく髪の毛に指をくぐらせ撫でる。
リヴァイも同じ様にエルヴィンの頬に手を当てた。
「分かった。もうお前以外のヤツと寝たりしない」
「俺の物に…なってくれるのか…?」
「こんな俺でもお前の物にしてくれるのか…?」
不安気な瞳でエルヴィンを見つめながらリヴァイは答えた。
…二人共気が付いていないのだ。
お互いが思っているより、二人の想い合う気持ちはとても強い物なのだと…
エルヴィンはたまらず、思いきりリヴァイを抱きしめた。
「やっと…やっとお前を手に入れた…」
やっとリヴァイと心が通じ合えた事に、エルヴィンの心は歓喜に満ち溢れていた。
強く、強く、彼を抱きしめる。
リヴァイはエルヴィンに身を任せるまま抱きしめられ、
自らもエルヴィンの首に両手を回して抱きしめ返す。
するとエルヴィンはそのままリヴァイを抱え上げてベッドへ向かった。
「エルヴィン?」
「もう、我慢の限界だ…」