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茅子(かやこ)の恋
第2章 夜勤
「ゴメン、待った?」
「待った。茅ちゃん遅すぎ!」
明かりの消えた休憩室の簡易ベッドの上で、翔太は拗ねるよう甘えた声を出した。夜勤の介護職員はひとりずつ交代で2時間休憩することができた。茅子は鍵を閉めると休憩室の明かりを点けた。カーテンが閉まった3畳ほどの部屋がパッと明るくなり、翔太は上半身を起こすと入口の茅子にスマホを向けた。茅子は羽織っていたカーディガンを脱いだ。
「翔太のリクエスト、着てきたよ…」
「うん、茅ちゃん可愛い…」
俯き加減でナース服の襟もとに手をやると、茅子はボタンを外した。スマホを向けている翔太のジャージの股間はすでに大きくなっていた。その姿がなぜか可笑しくなって茅子は小さく笑ってしまった。
「もう、バカ…」
しかし翔太は意に介さず、片手でジャージをずり下げた。大きく勃起した若い陰茎を目の前にして、茅子はまた淫靡な感覚に包まれた。あれが欲しい、茅子は素直にそう思った。
茅子がボタンを全て外すと、白いナース服が足元にすとんと落ちた。翔太がひとしきりその姿をスマホに収めると手招きした。茅子は静かに翔太に抱きついた。
「なにも着てないんだ?」
「うん、なにも着てないよ」
茅子はもう全裸だった。それは翔太との約束だった。
「翔太のエッチ!」
「じゃあ、しない?」
「いや、するっ!」
16才も年下の男に茅子は裸で甘えていた。ベッドの上でふたりの立場が逆転していた。茅子はそのとき、PHSが鳴らないことを心から祈っていた。
「待った。茅ちゃん遅すぎ!」
明かりの消えた休憩室の簡易ベッドの上で、翔太は拗ねるよう甘えた声を出した。夜勤の介護職員はひとりずつ交代で2時間休憩することができた。茅子は鍵を閉めると休憩室の明かりを点けた。カーテンが閉まった3畳ほどの部屋がパッと明るくなり、翔太は上半身を起こすと入口の茅子にスマホを向けた。茅子は羽織っていたカーディガンを脱いだ。
「翔太のリクエスト、着てきたよ…」
「うん、茅ちゃん可愛い…」
俯き加減でナース服の襟もとに手をやると、茅子はボタンを外した。スマホを向けている翔太のジャージの股間はすでに大きくなっていた。その姿がなぜか可笑しくなって茅子は小さく笑ってしまった。
「もう、バカ…」
しかし翔太は意に介さず、片手でジャージをずり下げた。大きく勃起した若い陰茎を目の前にして、茅子はまた淫靡な感覚に包まれた。あれが欲しい、茅子は素直にそう思った。
茅子がボタンを全て外すと、白いナース服が足元にすとんと落ちた。翔太がひとしきりその姿をスマホに収めると手招きした。茅子は静かに翔太に抱きついた。
「なにも着てないんだ?」
「うん、なにも着てないよ」
茅子はもう全裸だった。それは翔太との約束だった。
「翔太のエッチ!」
「じゃあ、しない?」
「いや、するっ!」
16才も年下の男に茅子は裸で甘えていた。ベッドの上でふたりの立場が逆転していた。茅子はそのとき、PHSが鳴らないことを心から祈っていた。