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茅子(かやこ)の恋
第9章 新しい生活

その日から翔太の誘いに、茅子は理由を付けて断りを入れていた。航をだしにすると、翔太は何も言わなかった。茅子は少し心を痛めたが、翔太はすぐに新しい彼女を見つけていた。
「主任、知ってます?」
「なに…?」
「3階の吉田君、2階の足立さんと付き合ってるみたい」
同僚の看護師が昼休み、茅子にそっと教えてくれた。翔太は新人の介護士と付き合い始めていた。
「吉田君、モテそうだもんね」
「でも彼、主任命だったのに…」
翔太が茅子に憧れていると、一時期噂になっていた。茅子の耳にも入っていたが、その頃は茅子自身が翔太の肉体に溺れていた。そして今、少しの淋しさもあったが、茅子はどこかホッとする自身に安堵していた。
茅子が勤務を終え更衣室で着替えていると、翔太の新しい彼女が入って来た。そして意味深に茅子に会釈すると、着替えを始めた。茅子は小さくお先にと声を掛けると、航が待つ家に帰って行った。
「主任、知ってます?」
「なに…?」
「3階の吉田君、2階の足立さんと付き合ってるみたい」
同僚の看護師が昼休み、茅子にそっと教えてくれた。翔太は新人の介護士と付き合い始めていた。
「吉田君、モテそうだもんね」
「でも彼、主任命だったのに…」
翔太が茅子に憧れていると、一時期噂になっていた。茅子の耳にも入っていたが、その頃は茅子自身が翔太の肉体に溺れていた。そして今、少しの淋しさもあったが、茅子はどこかホッとする自身に安堵していた。
茅子が勤務を終え更衣室で着替えていると、翔太の新しい彼女が入って来た。そして意味深に茅子に会釈すると、着替えを始めた。茅子は小さくお先にと声を掛けると、航が待つ家に帰って行った。

