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茅子(かやこ)の恋
第9章 新しい生活

「映画、面白かったね」
「うん、ご飯も美味しかった!」
母はマンションに戻るとコーヒーを淹れ、ダイニングテーブルに座っていた。息子も向かいに座ると、一緒にコーヒーを飲んでいた。時間はもう、22時を過ぎていた。
「お風呂入る?」
「いや、先に宿題する」
航はダイニングに教科書とノートを広げ始めた。茅子はその姿を見ると目を細めた。
「じゃあ、先にお風呂入るね」
「うん、ごゆっくり」
勉強に集中し出した息子の邪魔をしないよう、茅子は静かに風呂の準備を始めた。化粧を落とし身体を洗うと、ゆっくりと浴槽につかった。小一時間は浴室で過ごしたあと、茅子は洗面所からリビングに声を掛けた。
「宿題、終わった?」
「うん、終わったー!」
声は航の部屋から聞こえてきた。そしてすぐドアが開く音が聞こえ、裸の航が洗面所に入ってきた。
「うん、ご飯も美味しかった!」
母はマンションに戻るとコーヒーを淹れ、ダイニングテーブルに座っていた。息子も向かいに座ると、一緒にコーヒーを飲んでいた。時間はもう、22時を過ぎていた。
「お風呂入る?」
「いや、先に宿題する」
航はダイニングに教科書とノートを広げ始めた。茅子はその姿を見ると目を細めた。
「じゃあ、先にお風呂入るね」
「うん、ごゆっくり」
勉強に集中し出した息子の邪魔をしないよう、茅子は静かに風呂の準備を始めた。化粧を落とし身体を洗うと、ゆっくりと浴槽につかった。小一時間は浴室で過ごしたあと、茅子は洗面所からリビングに声を掛けた。
「宿題、終わった?」
「うん、終わったー!」
声は航の部屋から聞こえてきた。そしてすぐドアが開く音が聞こえ、裸の航が洗面所に入ってきた。

