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茅子(かやこ)の恋
第9章 新しい生活
「オバさんの裸、撮ってどうするの?」
「お母さんは…オバさんじゃないよ」
「航…大学生になって、口が上手くなった?」
ずっと腹筋を続けている茅子は、アラフォーだが締まったウエストをしていた。そして航も母の筋トレにずっと付き合っていた。

「茅…きれいだよ」
「あ、ふざけてる…航のくせに!」
息子は久しぶりに母の名前を呼んだ。母子が恋人になった頃、航は母を名前で呼ぶことがあった。茅子を抱いた過去の男たちへの嫉妬が、航のプライドを刺激していた。しかし自然体で航を受け入れる茅子の姿に、息子はくだらないプライドを捨てた。どのような過去があっても、茅子は優しい尊敬できる母だった。航はそれ以来、ベッドの中でもお母さんと呼んでいた。それは航の茅子に対する愛情と尊敬の証だった。

「カメラマンとモデルだからね…」
息子も笑いながら、母に冗談で答えた。ふたりは軽口を叩きながら、裸のままじゃれ合っていた。その合間に、シャッターの音が何度も鳴った。

「…モデルになったこと、ある?」
航の思いがけない言葉に、笑顔だった母の表情が曇った。しかしすぐ、いつもの笑顔に戻った。

「うん、あるよ…」
「ホントに?」
「だってお母さん、モテたもん!」
今度は航が母の言葉に反応していた。茅子は航の表情と身体の変化にすぐに気付いた。そして息子をさらに挑発するかのように、母は裸の言葉を続けた。

「…ヌードもいっぱい撮ってもらった」
「誰に…」
「航のお父さん。それと、付き合った人…」
告白する母の表情を息子はカメラに収めていた。カメラマンのあそこは固く、上を向いていた。

「もっと撮って…エッチなあまえんぼさん!」
茅子は自ら脚を開き、右手で大事なところを隠した。その指が少しずつ動き、母の表情が切なくなった。
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