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茅子(かやこ)の恋
第11章 目覚め
「翔太も…やっぱ、寝坊すけさん?」
貰った水を全て飲み干すと、翔太はやっとひと心地ついた。大きく伸びをすると、その手が茅子のおっぱいの先をかすめた。

「いやんっ!」
思わず身体をくねらせた茅子の腰に手を回すと、翔太は膝の上に裸の茅子を座らせた。

「翔太もって…航くんも寝坊すけ?」
「…うん、航も寝坊すけだよ」
茅子が意味深に上目遣いで答えると、お尻の下で翔太が反応していた。翔太は両腕を前に回すと、茅子のおっぱいを愛撫し始めた。

「あ、シャワーしたのに…」
「オレ、まだだし…」
「また汗だくになるの…?」
茅子は顔を背中に向けると、翔太にキスをせがんだ。翔太は茅子の気持ちに応えると、舌を差し入れた。

「航くんも…茅ちゃんは裸で起こすの?」
「…ううん、内緒っ!」
「変態だね、茅ちゃんは…」
翔太と茅子のあいだで航の話は、性感を高める遊びのひとつになっていた。しかし、その理由は翔太と茅子に大きな差があった。

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