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茅子(かやこ)の恋
第11章 目覚め

「航くんのも美味しそう…」
「食べる?」
「うん!食べたい!!」
航が皿を手に取ると、結衣ちゃんの目の前に置いた。わっ、とフォークを持ったまま嬉しそうに微笑むと、苺ショートケーキを小さく切り取った。それを一口で頬張ると、結衣ちゃんはおいしー、と嬉しそうな声を上げた。結衣ちゃんの無邪気な顔を見せられ、航はもう恋に落ちていた。
「もっと食べる?」
「いいの?」
「オレはいつでも食べられるから」
結衣ちゃんは素直にお礼を言うと、クリームがたくさん付いた大きな苺を指で摘まんだ。苺を口に放り込むと、満面の笑みで航を見ていた。そして一番大きな苺を掴むと、航の口元に手を伸ばした。
「食べる?」
「うん!食べたい!!」
航が皿を手に取ると、結衣ちゃんの目の前に置いた。わっ、とフォークを持ったまま嬉しそうに微笑むと、苺ショートケーキを小さく切り取った。それを一口で頬張ると、結衣ちゃんはおいしー、と嬉しそうな声を上げた。結衣ちゃんの無邪気な顔を見せられ、航はもう恋に落ちていた。
「もっと食べる?」
「いいの?」
「オレはいつでも食べられるから」
結衣ちゃんは素直にお礼を言うと、クリームがたくさん付いた大きな苺を指で摘まんだ。苺を口に放り込むと、満面の笑みで航を見ていた。そして一番大きな苺を掴むと、航の口元に手を伸ばした。

