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茅子(かやこ)の恋
第11章 目覚め

「やっぱ、うまっ!」
「やだ、口にクリームついてるよ!」
結衣ちゃんは笑っていたが、自分の鼻の頭にもクリームが付いていた。航は顔を近づけると、結衣ちゃんの鼻の頭をペロッと舐めた。
「やん、くすぐったい!」
「鼻の頭…クリーム付いてた!」
「うそっ?!」
航は初めて気がついたが、結衣ちゃんはいつの間にかすっぴんになっていた。それに気付かないほど、結衣ちゃんはきれいな肌に赤いクチビルをしていた。笑いながらコーヒーを飲み、ふたりは楽しい時間を過ごしていた。
「…結衣、片づけるね」
「うん…じゃあ、寝る用意してくる」
キッチンで食器を洗う結衣ちゃんの姿に、航はまた母の姿を重ねていた。航は寝室に向かい、もう一度ベッドの周りを見直した。母とのセックスの痕跡が、結衣ちゃんにばれる訳にはいかなかった。
「ダブルベッド?」
「…うん、母のベッドをくっつけた」
結衣ちゃんは頷くと、ベッドの端に座った。航も横に座ると、結衣ちゃんが目を瞑った。ベッドランプだけの明りで、ふたりはキスを交わしていた。そのまま、ふたりベッドの上で横になった。
「やだ、口にクリームついてるよ!」
結衣ちゃんは笑っていたが、自分の鼻の頭にもクリームが付いていた。航は顔を近づけると、結衣ちゃんの鼻の頭をペロッと舐めた。
「やん、くすぐったい!」
「鼻の頭…クリーム付いてた!」
「うそっ?!」
航は初めて気がついたが、結衣ちゃんはいつの間にかすっぴんになっていた。それに気付かないほど、結衣ちゃんはきれいな肌に赤いクチビルをしていた。笑いながらコーヒーを飲み、ふたりは楽しい時間を過ごしていた。
「…結衣、片づけるね」
「うん…じゃあ、寝る用意してくる」
キッチンで食器を洗う結衣ちゃんの姿に、航はまた母の姿を重ねていた。航は寝室に向かい、もう一度ベッドの周りを見直した。母とのセックスの痕跡が、結衣ちゃんにばれる訳にはいかなかった。
「ダブルベッド?」
「…うん、母のベッドをくっつけた」
結衣ちゃんは頷くと、ベッドの端に座った。航も横に座ると、結衣ちゃんが目を瞑った。ベッドランプだけの明りで、ふたりはキスを交わしていた。そのまま、ふたりベッドの上で横になった。

