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茅子(かやこ)の恋
第11章 目覚め
「…待って、皺くちゃになっちゃう」
パジャマのボタンを開くとブラジャーはなく、結衣ちゃんの胸の谷間が見えた。しかし航の手を静かに外すと、結衣ちゃんは身体を起こしベッドの横に立った。

「航くんも…」
残ったパジャマのボタンを外すと、結衣ちゃんは自分で裸になった。母より少しだけ小ぶりだが、痩せた上半身に不釣り合いなおっぱいが現れた。航も慌ててTシャツを脱ぎ、部屋着のショートパンツを下ろした。ブリーフも脱ぎ捨てると、全裸になった航の股間は、すでに準備ができていた。

「なんか…恥ずかしいね」
はにかんだ結衣ちゃんが、パジャマのズボンに手を掛けた。そして、すっとズボンを下ろすとショーツもなく、真っ白な結衣ちゃんの下半身が露わになった。股間には陰毛がなく、割れ目が見えていた。全裸になった結衣ちゃんは腰を下ろし正座になると、脱いだパジャマを丁寧に畳んだ。

畳まれたパジャマの上下を持つと、全裸の結衣ちゃんは立ち上がった。少しだけ部屋を見渡すと、持っていたパジャマを丁寧にチェストの上に置いた。その横にはグアムで写した母と航の姿が、写真立てに飾られていた。

「やばっ、恥ずかし!」
ベッドに倒れ込むと、結衣ちゃんは航に抱きついた。ふたりは軽いキスを交わし始めた。それはいつしか、ディープなキスに変わっていった。
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