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茅子(かやこ)の恋
第12章 葛藤

「結衣ちゃんは…何で看護師になろうと思ったの?」
「お母さんが看護師だから…かな」
これまでそんな話をしたことがなかったことに、ふたりは気が付いた。お互い母親が看護師で、同じ境遇がふたりの仲を近づけたことはわかっていた。当たり前の話は、特にする必要がなかった。
「オレは…」
「…人助け、したいんだよね」
初めての講義のとき、クラスで自己紹介のテーマが『なぜ看護学科を目指したのか?』だった。航本人はすっかり忘れていたが、結衣ちゃんはなぜか覚えていた。
「やば!忘れてた。でも、何で覚えてんの?!」
「なんで…?それ、言わす?!」
いつの間にか結衣ちゃんは泣き笑いをしていた。さすがに鈍感な航も、その言葉に結衣ちゃんの気持ちに気がついた。
「ごめん、鈍感なんで…」
「うん、鈍感!」
結衣ちゃんの涙が止まり、ぎこちない笑顔になった。そしてチュッとキスをすると、結衣ちゃんは航に抱きついた。
「好き…」
結衣ちゃんの気持ちに、航はなんとか応えたかった。しかしまだ、航の股間は反応しなかった。航の焦る気持ちが、結衣ちゃんに伝わった。
「バージンじゃないけど…」
結衣ちゃんはもう泣かなかった。頑張って笑顔を作ると、ベッドの足元に身体をずらした。
「引かないでね…」
結衣ちゃんは航の足元に身体を入れると、そのおっぱいで陰茎を挟んだ。そして舌を伸ばすと亀頭をチロチロと舐めた。航はびっくりしたが、なぜか心が軽くなっていた。
「お母さんが看護師だから…かな」
これまでそんな話をしたことがなかったことに、ふたりは気が付いた。お互い母親が看護師で、同じ境遇がふたりの仲を近づけたことはわかっていた。当たり前の話は、特にする必要がなかった。
「オレは…」
「…人助け、したいんだよね」
初めての講義のとき、クラスで自己紹介のテーマが『なぜ看護学科を目指したのか?』だった。航本人はすっかり忘れていたが、結衣ちゃんはなぜか覚えていた。
「やば!忘れてた。でも、何で覚えてんの?!」
「なんで…?それ、言わす?!」
いつの間にか結衣ちゃんは泣き笑いをしていた。さすがに鈍感な航も、その言葉に結衣ちゃんの気持ちに気がついた。
「ごめん、鈍感なんで…」
「うん、鈍感!」
結衣ちゃんの涙が止まり、ぎこちない笑顔になった。そしてチュッとキスをすると、結衣ちゃんは航に抱きついた。
「好き…」
結衣ちゃんの気持ちに、航はなんとか応えたかった。しかしまだ、航の股間は反応しなかった。航の焦る気持ちが、結衣ちゃんに伝わった。
「バージンじゃないけど…」
結衣ちゃんはもう泣かなかった。頑張って笑顔を作ると、ベッドの足元に身体をずらした。
「引かないでね…」
結衣ちゃんは航の足元に身体を入れると、そのおっぱいで陰茎を挟んだ。そして舌を伸ばすと亀頭をチロチロと舐めた。航はびっくりしたが、なぜか心が軽くなっていた。

