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茅子(かやこ)の恋
第12章 葛藤

寝坊すけな航が、なぜか結衣より早く目を覚ました。結衣を気遣って高めに設定したエアコンは、残暑には役に立たなかった。それでも結衣は隣でまだグッスリ眠っていた。結衣の寝顔は少し口を開き、端から涎が垂れていた。クラスのお母さんのように優しく、いつも冷静な山崎さんは、こんなに無防備で可愛い結衣ちゃんだった。
今日は休みで何も予定はないが、航は10時の時計を見て起きる決意を固めた。結衣を起こさぬよう、そっと身体を動かした。しかし航がベッドから下りる瞬間、後ろから結衣の手が伸びた。
「おはよ…」
まだ寝ぼけ眼の結衣は、口の端に涎の跡が残っていた。結衣は心に傷を負っているが、日の光の下でその裸体は完全無欠に見えた。思わず勃起した航に、結衣は口の端で笑っていた。
「さき、シャワーしてくるね」
「うん!結衣もすぐいく!!」
寝室を出た航は、まずトイレで溜まったおしっこをした。トイレから出ると、ちょうど寝室から出てきた結衣と鉢合わせた。何も着ていない結衣の内腿から、中出しの跡が流れていた。
「結衣もおしっこ…」
寝癖でボサボサになった結衣の短い黒髪を、航は愛情を込めて撫でてやった。まだトロンとした眼の結衣が、また口の端で微笑んだ。
おしっことシャワーを済ませると、ふたりはやっと目を覚ました。そしてパンツを履こうとした航を結衣が制して、ふたりは全裸のままだった。生まれたままの姿で、ふたりはパンとコーヒーの朝食を食べた。
今日は休みで何も予定はないが、航は10時の時計を見て起きる決意を固めた。結衣を起こさぬよう、そっと身体を動かした。しかし航がベッドから下りる瞬間、後ろから結衣の手が伸びた。
「おはよ…」
まだ寝ぼけ眼の結衣は、口の端に涎の跡が残っていた。結衣は心に傷を負っているが、日の光の下でその裸体は完全無欠に見えた。思わず勃起した航に、結衣は口の端で笑っていた。
「さき、シャワーしてくるね」
「うん!結衣もすぐいく!!」
寝室を出た航は、まずトイレで溜まったおしっこをした。トイレから出ると、ちょうど寝室から出てきた結衣と鉢合わせた。何も着ていない結衣の内腿から、中出しの跡が流れていた。
「結衣もおしっこ…」
寝癖でボサボサになった結衣の短い黒髪を、航は愛情を込めて撫でてやった。まだトロンとした眼の結衣が、また口の端で微笑んだ。
おしっことシャワーを済ませると、ふたりはやっと目を覚ました。そしてパンツを履こうとした航を結衣が制して、ふたりは全裸のままだった。生まれたままの姿で、ふたりはパンとコーヒーの朝食を食べた。

