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茅子(かやこ)の恋
第12章 葛藤

「航のベッド、いい匂いがする…」
久しぶりのセックスで興奮が先行したのか、航はすぐに果てた。結衣はまだ満足していなかったが、満足した航の顔を笑顔で見ていた。
「いい匂い…?」
射精の余韻に目を瞑ったまま、航は口を開いた。小さくなった航のあそこを弄びながら、結衣が言葉を続けた。
「うん、お母さんの匂い…」
「…お母さん?」
「そう、安心する匂い…」
目を開けた航の顔を、結衣は悪戯な目で覗き込んだ。結衣は航の身体を乗り越えると、ベッドの反対側にうつ伏せになった。
「こっちは…航の匂い」
シーツに顔を埋め、結衣が声を出した。航はまた、股間が熱くなるのを感じていた。
「…ここ、もとは母の部屋だから」
「そうなんだ…」
結衣は頭を上げると、航の顔を見た。ベッドランプに照らされた結衣の顔は、すべてを悟っていた。しかし、結衣の表情は優しく航のすべてを受け入れていた。
「お母さんのこと…好き?」
「…尊敬してる」
結衣は真面目な顔で頷くと、おずおずと言葉を続けた。
「結衣のことは…」
「大好きだし…尊敬してる!」
航のストレートな言葉に、結衣の表情が明るくなった。
久しぶりのセックスで興奮が先行したのか、航はすぐに果てた。結衣はまだ満足していなかったが、満足した航の顔を笑顔で見ていた。
「いい匂い…?」
射精の余韻に目を瞑ったまま、航は口を開いた。小さくなった航のあそこを弄びながら、結衣が言葉を続けた。
「うん、お母さんの匂い…」
「…お母さん?」
「そう、安心する匂い…」
目を開けた航の顔を、結衣は悪戯な目で覗き込んだ。結衣は航の身体を乗り越えると、ベッドの反対側にうつ伏せになった。
「こっちは…航の匂い」
シーツに顔を埋め、結衣が声を出した。航はまた、股間が熱くなるのを感じていた。
「…ここ、もとは母の部屋だから」
「そうなんだ…」
結衣は頭を上げると、航の顔を見た。ベッドランプに照らされた結衣の顔は、すべてを悟っていた。しかし、結衣の表情は優しく航のすべてを受け入れていた。
「お母さんのこと…好き?」
「…尊敬してる」
結衣は真面目な顔で頷くと、おずおずと言葉を続けた。
「結衣のことは…」
「大好きだし…尊敬してる!」
航のストレートな言葉に、結衣の表情が明るくなった。

