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恋する妻
第15章 マンガと一緒
「お姉、本当にありがとう!ご飯、美味しかったよ!!」
「美味しかった?そう、よかった!!」
「じゃあ…お姉、駅まで送るよ」
お姉、ニヤッと笑って首を振った。オレ、意味が分からなかった。
「今夜、加藤君と一緒に泊まる!」
「…えっ、旦那さんは?!」
「いいの!明日の朝、ふたりともパンでいい?」
またニヤッと笑って、お姉、押し入れの中から大きなバッグを取り出した。いつの間にかオレの部屋、お姉の荷物に占領されてたw。
「お泊りグッズ、持ってきてます!」
「本当に?旦那さんは?!」
「ダーリンは出張です!そして明日のパンも、持って来てます!w」
旦那さんの出張、嘘かもしれない…でももう、そんなことはどうでもよかった。お姉が泊まってくだけで、オレ嬉しい!
「あのね…今夜はあたしから、悠へご褒美!」
「ご褒美…?あっ、この前の?!」
「そう!それに今日、大学に連れてってくれたお礼!!」
お姉、ご褒美を覚えてくれてた!もしかして、あのマンガのことも覚えてる?!
「さあ、悠…お、か、た、づ、け!!」
お姉の指示で小さなテーブルを片づけ、ベッドも横にして壁際に押し付けた。タタミ3枚くらいのスペースができた。オレの部屋、結構広い。ベッドから外したベッドマットを敷いて、その横に来客用、と言っても親が来たとき用の布団を敷いた。その上に、お姉が大きなシーツを広げた。床の上に3人、一緒に寝られるスペースができた。加藤、本当は寝袋の予定だったけどw。
「寒くないかな?」
オレの顔を見ながら、お姉が呟いた。今、暖房をつけてるけど、もう11月を過ぎてるから朝は結構寒い。
「お姉、オレと一緒に寝るから、寒くないんじゃない?」
お姉、オレの鼻を掴んで捻った。本当はドキドキしながら言ったのに…ひどいw。そして押し入れを開け、お姉がオレの毛布を引っ張り出した。
「加藤君、寒いよね…」
独り言を呟いて、お姉はカバンを開いた。小さく折りたたんである薄い毛布を取り出すと、敷き布団の上の敷いた。そしてオレの毛布を隣に敷いて、オレの掛け布団と来客用の掛け布団を掛けた。3人寝られるスペースに、お姉が2人分の掛け布団を、ぴったりくっつけた。
「美味しかった?そう、よかった!!」
「じゃあ…お姉、駅まで送るよ」
お姉、ニヤッと笑って首を振った。オレ、意味が分からなかった。
「今夜、加藤君と一緒に泊まる!」
「…えっ、旦那さんは?!」
「いいの!明日の朝、ふたりともパンでいい?」
またニヤッと笑って、お姉、押し入れの中から大きなバッグを取り出した。いつの間にかオレの部屋、お姉の荷物に占領されてたw。
「お泊りグッズ、持ってきてます!」
「本当に?旦那さんは?!」
「ダーリンは出張です!そして明日のパンも、持って来てます!w」
旦那さんの出張、嘘かもしれない…でももう、そんなことはどうでもよかった。お姉が泊まってくだけで、オレ嬉しい!
「あのね…今夜はあたしから、悠へご褒美!」
「ご褒美…?あっ、この前の?!」
「そう!それに今日、大学に連れてってくれたお礼!!」
お姉、ご褒美を覚えてくれてた!もしかして、あのマンガのことも覚えてる?!
「さあ、悠…お、か、た、づ、け!!」
お姉の指示で小さなテーブルを片づけ、ベッドも横にして壁際に押し付けた。タタミ3枚くらいのスペースができた。オレの部屋、結構広い。ベッドから外したベッドマットを敷いて、その横に来客用、と言っても親が来たとき用の布団を敷いた。その上に、お姉が大きなシーツを広げた。床の上に3人、一緒に寝られるスペースができた。加藤、本当は寝袋の予定だったけどw。
「寒くないかな?」
オレの顔を見ながら、お姉が呟いた。今、暖房をつけてるけど、もう11月を過ぎてるから朝は結構寒い。
「お姉、オレと一緒に寝るから、寒くないんじゃない?」
お姉、オレの鼻を掴んで捻った。本当はドキドキしながら言ったのに…ひどいw。そして押し入れを開け、お姉がオレの毛布を引っ張り出した。
「加藤君、寒いよね…」
独り言を呟いて、お姉はカバンを開いた。小さく折りたたんである薄い毛布を取り出すと、敷き布団の上の敷いた。そしてオレの毛布を隣に敷いて、オレの掛け布団と来客用の掛け布団を掛けた。3人寝られるスペースに、お姉が2人分の掛け布団を、ぴったりくっつけた。