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青い糸
第1章 偶然
私が玄関を飛びてると家の塀に体をあずけている見慣れた人影がひとつある。

「…10秒」


ぶっきらぼうに呟く彼は、中学の時からの仲の颯斗。
なぜかクラスがずっと一緒で何かと縁のあるやつだ。

「ちょ、でてくるまでの時間をいちいち数える必要はないでしょ⁉︎」

そう、さきほどの10秒という発言はそういう意図を表していた。

ツカツカと足音をたてながらこちらにむかってくる。

「俺のこと10秒もまたせとかながらその態度ってのはいい度胸じゃねぇか」

私の必死の反抗もさほど気にしていない様子だし…。

しかも、
妖しい笑顔でこのイケメンが言うとなんとも絵になるから、見ているこっちが恥ずかしくなるもんだ。

「別にまってくれなんていってないし‼︎」

「でも、嬉しいだろ?」


余裕ぶっかまして言われるともはや何も言えない。
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