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青い糸
第1章 偶然
「はいはい、もういいですよ」
「ふーん、じゃあこっちもいい?」
そう言うが否か、私の顔を覗き込んできた。
何これ…キス⁉︎
ってか、なんでそうなるの⁉︎
ドンっと思いっきり颯斗の体を押した。
「チッ、ひでぇなぁ」
そう一言いうだけで真っ赤になって目のやり場に困っている私とは正反対に心底つまらなそうにしているし‼︎
もう最低っ意味わかんないよ…‼︎
最近よくこういうことするよね…
なんだかむかついてきて私は勝手に学校に向かって行く。
「あー‼︎おいてくなって」
けどすぐに追いかけてきて、結局は2人で並んで学校まで行った。