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青い糸
第1章 偶然
私は別に颯斗の彼女とかじゃない。

けど、家が近くて中学の時、偶然行く時間が一緒だったのがきっかけでもはや迎えに来てくれるのが当たり前みたいになっている。

颯斗はめちゃくちゃモテるし最初の方は嫉妬に近い目線を感じた。

けど、だんだん当たり前ってことで処理されていったし、どちらかというと憧れの目線よりだった。

高校になったといっても中高一貫なところなのでメンバーはいつものおなじみ達だし制服がブレザーになったかくらいなもんだ。


「クラス一緒かな?」

「んー、今まで一緒すぎたしな」

「また一緒だったらもはや運命かもね‼︎」

みたいな会話をさっきからずっとしている。
そんなどうでもいい話をしていると学校についた。

みんな写真をとったりしていて、こちらに気付いた友達が手をふってくれた。




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