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禁断の保健室
第1章 昼下がりの誘惑
午後の保健室。チャイムが鳴る。
デスクに向かって座っている照美はタクヤに向かって言う。

「ほら、帰りなさい、もう授業始まるでしょ」

まだ少しあどけなさの残る顔のタクヤはベッドに腰掛け、

「具合悪いんだって~」

と駄々をこねるように言う。照美はあきれたように

「またそんなこといって。数学の授業が嫌なだけでしょ」
「ほんとだって。熱っぽいんだよ」
「じゃあちゃんと熱計ってみなさい」

照美は引き出しから体温計を取りだし、タクヤに渡す。
タクヤはそれを受け取るとベッドにもぐりこみ、照美にやんちゃな笑顔を向ける。

「ちゃんと計るのよ。いい?」
「は~い」

いたずらっぽい笑顔をかわいいなと思いつつも冷静な顔をし
照美は席に戻り、コーヒーをすする。
布団の中で体温計をごしごしとこするタクヤ。
数分後・・・

ピピピッ

体温計の鳴る音。

「センセー、やっぱ熱あるよ、俺」

布団の中からタクヤの声。
照美はタクヤの方に歩いていき、体温計を受け取る。

「あら、すごい熱」
「でしょ?」
「そんな風には見えなかったけど」

照美はタクヤの方にかがみこんで、タクヤの額に手を当てる。
白衣の間から、ふくよかな胸の谷間が覗く。
タクヤの目が思わずくぎ付けになる。
タクヤの顔が赤くなって、どぎまぎする様子を、じっと見つめる照美。
照美は、タクヤのおでこから、髪に触れ、頬へと手を滑らせて

「仕方ないわね、休んでなさい」

照美の艶やかな唇がなまめかしく光る。
タクヤが気まずそうに眼をそらす。
照美は体を起こし、ベッドの周りのカーテンを閉じる。
タクヤはふとんにもぐりこむ。

照美は保健室の扉の方に歩いていき、外を見まわす。
先ほどまでざわついていた廊下は静まっている。
照美は扉を閉めると、後ろ手でカチャリと鍵を閉める。
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