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メダイユ国物語
第4章 非情な実験
「い、いやあ……」
ファニータの陰部が露わになった。彼女は手で隠したかったが、抵抗したら目の前の獣に何をされるか分からない。そんな恐怖心から、身動きひとつ取れなかった。
これまでのドワモ・オーグによる愛撫で、彼女のそこはすでに潤っていた。縦スジから覗く濃いピンク色の陰唇は既に綻(ほころ)んでおり、その奥の肉ヒダからは愛液が滲み出ている。そしてスジの上端部分では、包皮の奥から陰核(クリトリス)が隆起していた。
「ふむ、薬の効果でしょうか。彼女はドワモ・オーグの愛撫には不快を感じていたようですが、身体は性的興奮が高まってきているようです」
オズベリヒは独り言のように口ずさむ。
「薬? あなたの言った排卵誘発剤ですか?」
マレーナが訊く。
「ええ、それもありますが、先ほど投与した排卵誘発剤には、少量ですが催淫効果を促す媚薬を調合しました」
「媚薬?」
「はい。彼女にはこの実験で快楽に溺れて欲しいですからね。快感が高まるほど妊娠しやすいと聞きます」
彼はニヤニヤと薄笑いで答える。どこまで用意周到なのだろう――マレーナは彼から目を逸らし、隣室の様子に目を戻した。
ファニータに助けの手を差し伸べることが出来ぬのなら、せめて最後まで見届けよう。彼女がどんなに屈辱的な目に合わされるのだとしてもだ。自分もこのまま無事ではいられないだろう。どのような目に遭わされるか分からない身だ。マレーナは自身の覚悟を決めるため、窓からの光景を目に焼き付けるつもりだった。
ドワモ・オーグはファニータの秘部に顔を近付け、フンフンと鼻を鳴らしながら匂いを嗅いだ。そして舌を出すと、陰部全体を舐め回し、膣口から滴る愛液を味わうかのように啜り上げた。
「くっ……ああっ……!」
ザラ付いた舌の感触が、彼女に快感を与える。必死でそれに堪えるファニータ。しかし、彼女の忍耐もそう長くは続かなかった。
ドワモ・オーグは長い舌先を、彼女の肛門に差し入れて奥まで侵入させた。ザラザラしたその舌先を直腸内で蠢かす。
「んあっ! ああっ!」
男性経験のないファニータも、男女の性の営みについての知識はあった。前戯についても然りである。だが、その中にこのような方法はなかった。彼女は完全に不意を突かれた形になった。
ファニータの陰部が露わになった。彼女は手で隠したかったが、抵抗したら目の前の獣に何をされるか分からない。そんな恐怖心から、身動きひとつ取れなかった。
これまでのドワモ・オーグによる愛撫で、彼女のそこはすでに潤っていた。縦スジから覗く濃いピンク色の陰唇は既に綻(ほころ)んでおり、その奥の肉ヒダからは愛液が滲み出ている。そしてスジの上端部分では、包皮の奥から陰核(クリトリス)が隆起していた。
「ふむ、薬の効果でしょうか。彼女はドワモ・オーグの愛撫には不快を感じていたようですが、身体は性的興奮が高まってきているようです」
オズベリヒは独り言のように口ずさむ。
「薬? あなたの言った排卵誘発剤ですか?」
マレーナが訊く。
「ええ、それもありますが、先ほど投与した排卵誘発剤には、少量ですが催淫効果を促す媚薬を調合しました」
「媚薬?」
「はい。彼女にはこの実験で快楽に溺れて欲しいですからね。快感が高まるほど妊娠しやすいと聞きます」
彼はニヤニヤと薄笑いで答える。どこまで用意周到なのだろう――マレーナは彼から目を逸らし、隣室の様子に目を戻した。
ファニータに助けの手を差し伸べることが出来ぬのなら、せめて最後まで見届けよう。彼女がどんなに屈辱的な目に合わされるのだとしてもだ。自分もこのまま無事ではいられないだろう。どのような目に遭わされるか分からない身だ。マレーナは自身の覚悟を決めるため、窓からの光景を目に焼き付けるつもりだった。
ドワモ・オーグはファニータの秘部に顔を近付け、フンフンと鼻を鳴らしながら匂いを嗅いだ。そして舌を出すと、陰部全体を舐め回し、膣口から滴る愛液を味わうかのように啜り上げた。
「くっ……ああっ……!」
ザラ付いた舌の感触が、彼女に快感を与える。必死でそれに堪えるファニータ。しかし、彼女の忍耐もそう長くは続かなかった。
ドワモ・オーグは長い舌先を、彼女の肛門に差し入れて奥まで侵入させた。ザラザラしたその舌先を直腸内で蠢かす。
「んあっ! ああっ!」
男性経験のないファニータも、男女の性の営みについての知識はあった。前戯についても然りである。だが、その中にこのような方法はなかった。彼女は完全に不意を突かれた形になった。