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メダイユ国物語
第4章 非情な実験
身体を仰け反らせてひと際激しい喘ぎを上げた彼女は、上半身をガクンとベッドに突っ伏した。身体全体が小刻みに震え、両脚からは力が抜けていた。初めて味わう絶頂に、十七歳の少女は酔いしれている。目は虚ろに部屋の壁に向け、口からはだらしなく唾液が溢れていた。薄褐色の肌は紅潮し、汗が浮いている。
「彼女は初めての性交でイッたようですね」
オズベリヒは薄笑いを浮かべ、横のマレーナに目を向けた。彼女の頬は紅潮し、うっとりとした目を隣室の侍女に向けていた。
「おや、姫君も興奮なさっていたようだ」
彼はねっとりと絡みつくような、嫌らしい声を彼女に掛けた。
「違います! わたしは別に……」
そう言いながらも、マレーナは下腹部の奥底から湧き上がる、ジンワリとした疼きを覚えていた。
(わたしはなんて酷い女なの!)
彼女は自虐する。
「ふむ、まだ続くようです」
隣のオズベリヒが言う。マレーナも窓の向こうへ目を向けた。
ドワモ・オーグはファニータの態勢を変え、彼女の正面を自分へ向けた。絶頂の余韻で意識が朦朧としているファニータは、されるがままになっていた。ドワモ・オーグは床の上に彼女を寝かせると、その上に覆い被さる。彼女の両足を持ち上げて身体を重ねると、片手で自分のペニスを再び彼女の膣へ宛てがって腰を進めた。今度は人間のように正常位の態勢だ。
「ああんっ!」
再び喘ぎを上げるファニータ。目の前には自分を組み伏すドワモ・オーグの巨体があった。フンフンと、獣の生臭く激しい息が吹き掛けられる。不快だ。不快なはずだった。だが性的な絶頂を覚え、今また快楽を与えているその獣に、彼女は微かに愛おしさを感じていた。
「あんっ、あんっ、あんっ」
ドワモ・オーグの腰の動きに合わせて嬌声を上げる少女。彼女の腕が自然と、自分の意思とは別に、自分に覆い被さる獣の太い胴体に回され、彼の身体にしがみついている。彼女の意識の奥底に眠る、雌としての生殖本能が、目の前の雄を求めていた。
組み伏した雌の反応に満足したドワモ・オーグは、ペニスを最奥に突き入れた状態で抽送を止めた。
「え……?」
「彼女は初めての性交でイッたようですね」
オズベリヒは薄笑いを浮かべ、横のマレーナに目を向けた。彼女の頬は紅潮し、うっとりとした目を隣室の侍女に向けていた。
「おや、姫君も興奮なさっていたようだ」
彼はねっとりと絡みつくような、嫌らしい声を彼女に掛けた。
「違います! わたしは別に……」
そう言いながらも、マレーナは下腹部の奥底から湧き上がる、ジンワリとした疼きを覚えていた。
(わたしはなんて酷い女なの!)
彼女は自虐する。
「ふむ、まだ続くようです」
隣のオズベリヒが言う。マレーナも窓の向こうへ目を向けた。
ドワモ・オーグはファニータの態勢を変え、彼女の正面を自分へ向けた。絶頂の余韻で意識が朦朧としているファニータは、されるがままになっていた。ドワモ・オーグは床の上に彼女を寝かせると、その上に覆い被さる。彼女の両足を持ち上げて身体を重ねると、片手で自分のペニスを再び彼女の膣へ宛てがって腰を進めた。今度は人間のように正常位の態勢だ。
「ああんっ!」
再び喘ぎを上げるファニータ。目の前には自分を組み伏すドワモ・オーグの巨体があった。フンフンと、獣の生臭く激しい息が吹き掛けられる。不快だ。不快なはずだった。だが性的な絶頂を覚え、今また快楽を与えているその獣に、彼女は微かに愛おしさを感じていた。
「あんっ、あんっ、あんっ」
ドワモ・オーグの腰の動きに合わせて嬌声を上げる少女。彼女の腕が自然と、自分の意思とは別に、自分に覆い被さる獣の太い胴体に回され、彼の身体にしがみついている。彼女の意識の奥底に眠る、雌としての生殖本能が、目の前の雄を求めていた。
組み伏した雌の反応に満足したドワモ・オーグは、ペニスを最奥に突き入れた状態で抽送を止めた。
「え……?」