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メダイユ国物語
第6章 小さな慰み者
「ほう、さすがにもう出血はないようですね」

 パウラの秘部を見ながらオズベリヒは言う。ぷっくりと膨らんだ恥丘にはまだ陰毛は全く見られずにツルンとしている。その下の縦割れした亀裂からは、すでにいく度か男の侵入を許しているため、小陰唇がはみ出していた。その隙間で小さく口を開く膣粘膜の奥から、逆流してきた白濁した粘液がドロリと溢れ出てくる。

「昨晩はかなり痛がってましたが、今夜はいかがですか? まだ痛みますか?」

 オズベリヒは続けてベッドに横たわるパウラに向けて尋ねた。彼女はただ無言でかぶりを振る。パウラには声を出す気力もなかった。

「それは結構」

 満足気に頷くオズベリヒ。

 この男は決してパウラに対して気遣いをしているわけではない――マレーナには気付いていた。彼にとってパウラは、自分の大切な侍女は、部下の欲望の捌け口のための道具、ただの慰み者なのだ。まだ小さな彼女の処女を無理やり奪い、男たちの手で汚し続けようというのだ。マレーナはやり場のない怒りに打ち震えた。

「それでは、次はお前の番だ」

 オズベリヒは隣に立つ、小柄な兵士に命じた。彼は「はっ」と敬礼で答えた。

「もうやめて、今夜はもう許してあげて」

 マレーナは訴え掛けるが、オズベリヒは、

「何を仰る。彼女は昨晩も二人を相手にしたのですよ?」

 と、冷たく言い放つ。

 昨晩、パウラは初めての異性との交わりで強引に処女を奪われただけではなく、立て続けに二人の男の相手をさせられていた。

「そんな……酷い」

「破瓜の痛みもないとのことです。彼女にとっても今夜の方がだいぶ楽でしょう」

 肩を落とすマレーナにオズベリヒは続ける。

 彼の傍らでは、小柄な兵士がどうしていいものかと、手をこまねいていた。するとオズベリヒは彼に向かい、

「続けて構わないぞ――ん? お前はずいぶんと若いな。新兵か?」

 と訊いた。小柄な兵士が兜を取ると、幼い顔が現れた。

「はい。先日オズベリヒ様付きの護衛に配属されました」

 見た目はまだ少年といった印象の、その小柄な兵士はかしこまりながら答える。

「歳はいくつだ?」

「十五です」

 見た目だけではなく、実際に彼はまだ少年だった。
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