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メダイユ国物語
第6章 小さな慰み者
言葉では「ダメ」と言いながらも、自分の手や身体を押し払おうとしないどころか、抱き着いてくる両手には次第に力が籠っている――少年は、彼女に苦痛や不快さを与えているわけではないことに安堵する。そして、本来であればこのような行為は嫌で仕方がないであろう彼女が、せめて一時でもいい思い――性体験での快感――を感じて欲しいと少年は思いながら、少女への愛撫を続けた。
「ああん! あああ――はあっ! はあっ! ああんっ!」
やがてパウラはひときわ高い喘ぎを上げた。少女にとって、初めて達した絶頂(エクスタシー)である。
少女の全身が、ビクビクと小刻みに痙攣する。幼膣が収縮し、咥え込んだ少年の指をさらに圧迫する。
「はあ、はあ、はあ――」
惚けた表情で、初めて感じた女の悦(よろこ)びの余韻に浸るパウラ。白い肌はすっかり紅潮し、全身が汗ばんでいる。
パウラを初めての絶頂に導いたことに満足した少年は身を起こす。彼女の投げ出された足元に移動すると、両膝の部分を優しく掴んで持ち上げた。少女は嫌がる素振りを見せることなく、少年の行動にただ身を委ねるのみだった。
少年はピタリと閉じられた少女の両脚を、ゆっくりと左右に開く。目の前で、少女の股間が露(あら)わになった。絶頂に達したばかりのそこは十分に濡れており、裂け目から恥ずかしそうに顔を覗かせている小陰唇がヒクヒクと蠢いている。
「ゴクリ――」
生まれて初めて間近に見る女性器に、少年は思わず生唾を飲み込んだ。
(もっと近くで見たい)
少年は堪らずに、Mの字の形に開かれた両足の間に割って入り顔を近づける。こんな機会はもう無いかも知れない。記憶に、脳細胞に刻み込みたいと言わんばかりに、パウラの秘部を観察する。
プックリ膨らんだ恥丘からその下に刻まれた縦スジ、その左右の肉、大陰唇をゆっくりと広げる。すると割れ目から覗く花弁のような小陰唇も、自ずと左右に開かれる。これまでの愛撫や、初めて達した絶頂に、パウラのその部分は充血し、赤みのかかったサーモンピンクに彩られていた。今夜すでにひとりの兵士と交わり、その精を胎内で受けとめているせいもあるのだろう。先の兵士の放った精液と、自身の愛液によるヌメりが、左右に開かれた陰唇の間で糸を引いている。少年の目にはこの上なく淫靡(いんび)に映っていた。
「ああん! あああ――はあっ! はあっ! ああんっ!」
やがてパウラはひときわ高い喘ぎを上げた。少女にとって、初めて達した絶頂(エクスタシー)である。
少女の全身が、ビクビクと小刻みに痙攣する。幼膣が収縮し、咥え込んだ少年の指をさらに圧迫する。
「はあ、はあ、はあ――」
惚けた表情で、初めて感じた女の悦(よろこ)びの余韻に浸るパウラ。白い肌はすっかり紅潮し、全身が汗ばんでいる。
パウラを初めての絶頂に導いたことに満足した少年は身を起こす。彼女の投げ出された足元に移動すると、両膝の部分を優しく掴んで持ち上げた。少女は嫌がる素振りを見せることなく、少年の行動にただ身を委ねるのみだった。
少年はピタリと閉じられた少女の両脚を、ゆっくりと左右に開く。目の前で、少女の股間が露(あら)わになった。絶頂に達したばかりのそこは十分に濡れており、裂け目から恥ずかしそうに顔を覗かせている小陰唇がヒクヒクと蠢いている。
「ゴクリ――」
生まれて初めて間近に見る女性器に、少年は思わず生唾を飲み込んだ。
(もっと近くで見たい)
少年は堪らずに、Mの字の形に開かれた両足の間に割って入り顔を近づける。こんな機会はもう無いかも知れない。記憶に、脳細胞に刻み込みたいと言わんばかりに、パウラの秘部を観察する。
プックリ膨らんだ恥丘からその下に刻まれた縦スジ、その左右の肉、大陰唇をゆっくりと広げる。すると割れ目から覗く花弁のような小陰唇も、自ずと左右に開かれる。これまでの愛撫や、初めて達した絶頂に、パウラのその部分は充血し、赤みのかかったサーモンピンクに彩られていた。今夜すでにひとりの兵士と交わり、その精を胎内で受けとめているせいもあるのだろう。先の兵士の放った精液と、自身の愛液によるヌメりが、左右に開かれた陰唇の間で糸を引いている。少年の目にはこの上なく淫靡(いんび)に映っていた。