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プリンスの誘惑
第2章 ~無口な王子~

 月夜が照らす桃園を、姫は殿下の傍らでぼんやりと眺めていた。

 春先の少し冷たい風が頬を過ぎてゆく。


 殿下は姫に、羽織っていた上衣を脱いでふわりと姫の肩に着せた。

「いけません、殿下が風邪に冒されてしまいます」

 だが、殿下はそのまま歩き出す。

 かけられた上衣から品のある涼やかな香りと、殿下の温もりが伝わってくる。

 姫は、前を歩く殿下の後をついて歩いた。


 
 寝宮に戻り、殿下に抱きあげられ帳をくぐり臥処の上に横たえる。


 
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