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青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、
2人がお風呂から上がってくるよりも大分先に、お皿洗いは終わってしまった。言われた通り、水を切っただけだが、問題なくこなせた。良かったー
[お先にぃーー。莉央、お風呂どうぞー。]
私がソファーでごろごろしていたところに2人が帰還する。響君は髪が湿って、頬が上気して、色気を醸している。悠寿君は普通そうだ。

[うん!お風呂借りるね。]

とてとて、と歩いて行き、そしてすっーと脱衣所の扉を開けた瞬間に気づいた。

[服!………………あっ、あった。]

やはり響君は私の一つ先を行っている。脱衣所には、乾いた私の服のほかに、響君のパーカーとジャージが畳んだ置かれていた。やはり気を効かせてくれているみたいだ。外出用の服で寝るのは憚られるとは言え、贅沢はいえないかなー、なんてそう考えていた私が馬鹿らしい。響君はしっかりそこら辺も考えて…………?

[下着!]

待って、下着は?下着はどうしたらいいの?
いや……、流石の響君もこれに関してはどうすることもできないか……。まぁ、仕方ない、お風呂で手洗いして、乾燥機にかければいいだけの話だ。

…………
…………

うーん。
いや、下着履かずに過ごすのもありだなぁ。
見よ、これが全人類中で最も変態な人間だ、とばかりに私は破廉恥で愚かなことを考えている。そういえばあの日、視聴覚室で響君の後ろでしたときも、履いていなかった。はぁ、美琴あたりに頭のネジを
締め直してもらおうかな。

自分では愚かなことと思いながらも、身体は正直で、考え始めると途端にむずむずと訪れるものがある。人様の家だよ!という抑制は意味をなさない。だって授業中よりマシでしょ?

結局私は悪魔に完全に敗北して、お風呂の中で散々自分を慰めてしまった。響君が入ったお風呂の中でするのは意識が朦朧となるくらい気持ちよくて、多分3回くらいイったと思う。
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