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青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、
『来たっ!』

"アルセーヌ"
ピンチに現れる救世主。
アルセーヌの存在で、状況は一変する。
ドゴンっ!空後が当たって、鈍い音と共にヨッシーが吹っ飛ぶ。

『ストック先制っ。』

やられた……。しかし、アルセーヌに関しては仕方ないところがあるのでそこら辺は割り切ろう。
追って私も、ドカンっ。ガーキャンで上強から空上を当てて、ジョーカーを撃墜する。
%不利はあるものの、ストックは五分。まだやれる。

『なかなかやるねっ、莉央お姉ちゃん……。』

[ひさもねっ。]

そこから2人は一進一退の攻防を繰り広げる。横スマの後隙に横スマをしたが、ぎりぎりでガードされる。逆に後隙をDAで狩られて、展開不利に……。
ゲームキューブコントローラーがカタカタと不規則なリズムを生み出す。カラフルなボタンそれぞれに違う音が対応しているのではないかと思うほど、2人が奏でる音は不思議で、不規則で、魅力的だった。

ボカーンっ。

私が空前メテオを当てて、双方ラストストックになった。やはり%差はあって、ジョーカーが0%、ヨッシーが60%だが、まだ勝負は全然分からない。アルセーヌが来る前に何とかして倒しきりたい。
ジョーカーが空Nやエイハを狙ってくる。エイハはきっちりガードして、空Nはガーキャン空Nでしっかり反撃をとる。この展開はラッキーだ。

本来ならば私が責めなければいけないのだ。チンタラしていたら、アルセーヌが来てしまうから。
しかし、今悠寿君は焦っている。メテオを決められて、ストックが追いつかれたことが原因だろう。私はそれを利用して、ガードを固めて、じわじわとジョーカーにダメージを与えていった。
気づけば、%五分。アルセーヌが来るまではあと少しあるだろうか……。

私は積極的に撃墜をしようと、空上や上スマを振る。しかし、なかなか上手く撃墜に持っていけなくてだんだんと焦りが湧いてくる。早くしないとアルセーヌが来てしまう……。ずるずるとジョーカーのゲージ溜まっていく。あっ、まずい。
焦りがピークに達して、私はとうとう致命的なミスをしてしまった。
ダンっ、タタッ、ドゴーンっ。
撃墜に焦って振った横スマの後隙に、見事に空前一段、空上落とし、上スマのコンボを決められてしまった。
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