この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それぞれの後編
第8章 サディスティック・マリッジ〜第三章・夏〜【一年目の記念日】
「─────という訳で…12月24日に決まりそうなんです……」
昼休み、いつものメンバで社食に向かう。
そこで根岸が、松田と坂本に結婚の報告をしていた。
人気のテーマパーク隣接の式場での結婚式。
12月24日は、たまたまキャンセルが出た時に居合わせた為に取れたようで、佐藤は大喜びだが、根岸は参列者に申し訳なく思っていた。
「お祝い事なんだからそんな顔しないの!」
松田が、目を伏せる根岸の頬を抓った。
「そうだよ。おめでとう‼︎ 」
先を越された悔しさに、坂本が根岸の頬を抓る手には力が込められていた。
「いひゃいっ! ひゃきゃもひょひゃん⁈ 」
必死に坂本の手を振り払おうとする根岸。
だが、坂本の手には益々力が込められていった。
昼休み、いつものメンバで社食に向かう。
そこで根岸が、松田と坂本に結婚の報告をしていた。
人気のテーマパーク隣接の式場での結婚式。
12月24日は、たまたまキャンセルが出た時に居合わせた為に取れたようで、佐藤は大喜びだが、根岸は参列者に申し訳なく思っていた。
「お祝い事なんだからそんな顔しないの!」
松田が、目を伏せる根岸の頬を抓った。
「そうだよ。おめでとう‼︎ 」
先を越された悔しさに、坂本が根岸の頬を抓る手には力が込められていた。
「いひゃいっ! ひゃきゃもひょひゃん⁈ 」
必死に坂本の手を振り払おうとする根岸。
だが、坂本の手には益々力が込められていった。