この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それぞれの後編
第8章 サディスティック・マリッジ〜第三章・夏〜【一年目の記念日】
摩美の琉へのアピールは相変わらず続いていた。

休憩時間、昼休み、出社退社時間、全てに摩美が琉に絡み付いて来ていた。

そんな中、当然のように女子社員への憂さ晴らし的なイジメの対象も完全に摩美へと移っていた。


「森永さん、いつまで資料室に篭ってるつもりかしらね」

摩美に資料の片付けを頼んだ年配社員の木村がため息を吐いた。

「愛里咲、これ片して」

琉の声に、愛里咲が顔を上げれば、ドサドサと愛里咲の机の上にファイルが積み上げられる。

「……ついでに様子見てきます」

琉をひと睨みした後、愛里咲が木村に向けてそう言えば、木村は頼むわねっと言って席に戻って行った。


愛里咲がファイルの山を抱えようとすると、当たり前の様に伸びてきた琉の腕がそれを奪う。

「運んでやる」

そう言って歩き出す琉に、愛里咲は苦笑いを零した。

(それなら最初から机の上に降ろさなきゃいいのに…二度手間じゃん)


/440ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ