この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それぞれの後編
第11章 サディスティック・マリッジ〜第六章・秋〜【ドキドキディナー】
(………?)
電車が動き出してすぐ、愛里咲はお尻に違和感を感じた。
(……ひゃっ⁉︎ )
電車の揺れに合わせ、後ろからお尻に何かが触れる。
偶然なのかもしれない。
相手に悪気はないのかもしれない。
そう思っても、気持ちのいいものではない。
「……琉ちゃん…っ…」
呟いた声は小さく、電車の騒音に掻き消され、愛里咲自身の耳にも届かなかった。
ガタンッ
大きな揺れと共に愛里咲のお尻に触れる手。
今度は、張り付いたまま離れない。
(やだっ…痴漢っ⁉︎ )
愛里咲は声を上げる事も出来ず、俯きキツく目を閉じた。
(どうしよ…どうしよう…っ…どうしたら…っ‼︎ )
サワサワとお尻を撫でるように動き出す手。
ジワリと愛里咲の瞳に涙が浮かぶ。
「─────…っ‼︎ 」
スルリと、愛里咲のワンピースのスカートの中へとその手が滑り込む。
(やだっ…琉ちゃんっ‼︎ )
電車が動き出してすぐ、愛里咲はお尻に違和感を感じた。
(……ひゃっ⁉︎ )
電車の揺れに合わせ、後ろからお尻に何かが触れる。
偶然なのかもしれない。
相手に悪気はないのかもしれない。
そう思っても、気持ちのいいものではない。
「……琉ちゃん…っ…」
呟いた声は小さく、電車の騒音に掻き消され、愛里咲自身の耳にも届かなかった。
ガタンッ
大きな揺れと共に愛里咲のお尻に触れる手。
今度は、張り付いたまま離れない。
(やだっ…痴漢っ⁉︎ )
愛里咲は声を上げる事も出来ず、俯きキツく目を閉じた。
(どうしよ…どうしよう…っ…どうしたら…っ‼︎ )
サワサワとお尻を撫でるように動き出す手。
ジワリと愛里咲の瞳に涙が浮かぶ。
「─────…っ‼︎ 」
スルリと、愛里咲のワンピースのスカートの中へとその手が滑り込む。
(やだっ…琉ちゃんっ‼︎ )