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第11章 サディスティック・マリッジ〜第六章・秋〜【ドキドキディナー】

トイレの個室に入ると、琉は愛里咲の背中を壁へと押し付ける。

琉の手がワンピースの裾から忍び込み、愛里咲は身体を固くした。


「……コレのせいだろ？」

「んっ…やだっ…」

ツルリと、愛里咲の中から振動が引き抜かれる。

粘り気のある蜜が垂れるそれを、琉は見せ付けるように愛里咲の眼前に上げた。

「はぁっ…はぁっ…」

乱れた呼吸を整えながら、愛里咲の目はどこかうっとりとそれを見つめている。


「りゅっ…琉ちゃん…っ…」

琉の首に腕を回し、琉を見つめる愛里咲の瞳は、その先への期待を隠せない。

「下着ビショビショ。これじゃ意味ないな」

「うん……」

愛里咲は、琉にされるがまま下着を脱がされる。

そのまま琉の胸へと顔を埋める愛里咲。


「ほら、帰るぞ」

「ほえっ⁉︎ 」

予想外の言葉に、愛里咲はガバッと顔を上げマヌケに返事をした。