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それぞれの後編
第11章 サディスティック・マリッジ〜第六章・秋〜【ドキドキディナー】
振動が抜かれた分、先程よりもまともに歩ける。
だが、元々丈の短いワンピースは、歩くたび太腿を露わに晒し、下着を着けていない部分が見えてしまいそうで歩幅が小さくなる。
それに合わせてゆっくりと歩いてくれる琉。
その優しさに愛里咲の胸は締め付けられた。
(───って…琉ちゃんが変な事しなきゃこんな目に遭ってないのか)
首を横にブンブン振った後、愛里咲は顔を上げキッと琉を睨んだ。
「琉ちゃんのバカ!」
振り返った琉がフッと笑えば、愛里咲の胸が再び締め付けられる。
(何ときめいてるのよっ、悔しい! バカは私だ)
負けを認めた愛里咲は、顔を赤くして俯いた。
だが、元々丈の短いワンピースは、歩くたび太腿を露わに晒し、下着を着けていない部分が見えてしまいそうで歩幅が小さくなる。
それに合わせてゆっくりと歩いてくれる琉。
その優しさに愛里咲の胸は締め付けられた。
(───って…琉ちゃんが変な事しなきゃこんな目に遭ってないのか)
首を横にブンブン振った後、愛里咲は顔を上げキッと琉を睨んだ。
「琉ちゃんのバカ!」
振り返った琉がフッと笑えば、愛里咲の胸が再び締め付けられる。
(何ときめいてるのよっ、悔しい! バカは私だ)
負けを認めた愛里咲は、顔を赤くして俯いた。