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第11章 サディスティック・マリッジ〜第六章・秋〜【ドキドキディナー】

「…っ…ちゃんと…言え…っ…」

蠢く愛里咲の腰を、時折苦しげな声を上げる琉が押さえつける。


「…イカせて…下さいっ…」

「どうやって？」

「…っ…奥…まで…激しく突いて…イカせて……」


真っ赤に染まる愛里咲の顔。

でも、その瞳は恍惚と琉を見つめている。

「……淫乱」

ニッと笑った琉に、愛里咲の熱が期待に滾った。


奥へ奥へと突き上げる度、愛里咲の身体に波が走り抜ける。

「ああっ、もっダメっ、琉ちゃん‼︎ 」

「まだっ…もう少しっ」

そう言いながら、琉は愛里咲を抱き締める腕に力を込め、その動きを増していく。


「ひゃっ…ああっ、琉ちゃんっ…好きっ、大好きっ‼︎ 」


─────ドクンッ‼︎

泣き叫ぶ愛里咲の声に、琉の猛りが大きく反応を示す。

自らの中に吐き出される熱い欲情を感じながら、愛里咲はフッと意識を手放した。