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それぞれの後編
第12章 サディスティック・マリッジ〜第七章・冬〜【立場逆転⁉︎】
「佐藤、根岸、おめでとうっ、乾杯─────っ‼︎」

部長の町田の乾杯の音頭で二次会が始まった。


「琉先輩っ、ビール注ぎますねっ」

琉の左隣を陣取った摩美が、琉のグラスが少しでも減ればビールを注ぐ。

琉の右隣に座る愛里咲はもちろん、他の女子社員ですらも付け入る隙を与えない程の動きだ。


「愛里咲さん、何飲んでるんですか? 俺、カシスオレンジ頼んだんですけど交換しませんか?」

愛里咲の右隣に座る飯村が、愛里咲のグラスと自分のグラスを交換する。

「え? 私もカシスオレンジ……」

ゴクッ
飯村が愛里咲のリップ跡に口を付けて飲む。

「やったっ、愛里咲さんと間接キスっ」

ニッコリと笑われて、愛里咲は思わず顔を赤らめた。


スッ
愛里咲の左側から伸ばされた手が、愛里咲と飯村のグラスを奪っていく。

ゴクゴクゴクゴク─────‼︎
すごい勢いで二つのグラスを空にした琉。

「りゅっ…琉ちゃん、大丈夫⁉︎」

はぁーっと大きく息を吐いて、手の甲で唇を拭う琉。

その仕草がまた色っぽくて、愛里咲の心臓がドキリと小さく跳ねた。


「琉っ、いい飲みっぷりだなぁ! もう一杯いけー!」

見ていた先輩男性社員が、ふざけて琉にお酒を勧めていく。

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